ようこそ画面にAdministratorを「表示させない」方法
ワークグループ構成のWindows XPクライアントで、「ようこそ」画面を使ってログオンさせるように構成している場合の話。
通常、Windows XP をインストールする際、最初に強制的に作成させられるユーザはAdministrators権限を持つ。
そのため、当該PCにUsers権限のユーザを追加した場合、ようこそ画面にはインストール時に作成したAdministrators権限のユーザと、Users権限のユーザの2つが表示される。
ここで運用上Administrators権限のユーザを表面上に出したくないため、インストール時に作成したユーザを削除してしまうと、いままで隠れていたAdministratorユーザがようこそ画面に表示されてしまう。
これではまずいので何とかする方法のメモ。
ネット上で検索すると、ようこそ画面上にAdministratorユーザを表示する方法は数多くでてくるので、それを参考にレジストリをいじることにする。
要は、下記手順でレジストリにキーを追加すれば良い。
- [スタート] メニューから「ファイル名を指定して実行」を選択し、「regedit」とタイプ
- HKEY_LOCAL_MACHINE → SOFTWARE → Microsoft →Windows NT → CurrentVersion → Winlogon → SpecialAccounts → UserList
を開く - レジストリエディタの右側ペインを右クリックし、[新規] – [DWORD値]を選択
- 値を「Administrator」とし、値のデータを0のままとする
- レジストリエディタを閉じ、PCを再起動
これでUses権限のユーザしか表示されない。
この方法を使うと、任意のユーザをようこそ画面から削除することができそう。
Administratorsグループのユーザを削除するとAdministratorユーザがようこそ画面に表示される理屈は、下記Microsoftのサイトにヒントが書かれている。
ようこそ画面に Administrator を表示するには
http://support.microsoft.com/kb/882567/ja
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