再び曇天
持病が悪化して更新がものすごく滞ってしまった。
さて、DOESのシングル「曇天」ですが、発売日の翌日に買いましたよ。
前作「修羅」と比べると格段に音が良い!すばらしくソリッドになっている。
DOESのギターの音がいまいち好みじゃない、との話を以前書いたが、今回の曇天は結構いい音してます。録り方変えたのかな?
また、このバンドのリズム隊が良い。手数は少ないがタイトなドラム、硬すぎず柔らかすぎない音質のベース(この人ピックで弾いているのかな?指弾きかな?ピックにしてはピッキングノイズがあまり聞こえないが)、キマッてます。
曲の良さは前回書いたように完璧。ここまで日本語の美しさをロックミュージックで表現できたのは稀では?
こうしてCDでじっくり聞くと、音質の良さもあって改めてこの楽曲の良さを感じてしまった。
陳腐な表現だが、まさに「鈍い光を放つ日本刀の切っ先を喉元に突きつけられたような緊張感とカタルシス」が味わえます。
カップリング曲は一瞬で終わってしまう「サマーサンセット」。
こちらは肩の力が抜けた緩めの曲。でもエンディングのギターの「グォーゥン」というグリス音に「ただでは終わらん」という気迫を感じた。
興味のある方はぜひご一聴。
特にに最近の分かりやすい甘い歌詞の日本語ロックに食傷気味な方にお勧め。
洋楽ファンもどうぞ。
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