日々様々なトラブルにハマっている、困ったシステム管理者の奮闘日記です。

SFU3.5 のKornシェルが起動しない

Windows Server 2003 に入れているSFU3.5 のシェルが動かなくなっている。
Kornシェル、Cシェル、Bashシェルどれも起動しない。
イベントログを参照してみると、Interix のサービスが落ちている様子。

この現象、同サーバにService Pack 1 を適用した後から発生しているようだ。

マイクロソフトのサイトで同様な事例がないか検索したところ、どうもそれっぽい情報を発見。

POSIX サブシステム プロセスと Korn POSIXシェル スクリプトと POSIX Interix アプリケーションがWindows Services for UNIX 3.5 を実行しているコンピュータに Windows Server 2003 Service Pack 1 をインストールした後に、クラッシュすることがあります。(KB899522)
http://support.microsoft.com/kb/899522/ja?spid=3198&sid=1626

対策はMSからパッチを提供してもらえ、とのこと。
同ページ内にあるリンク先にて必要な情報を入力し、送信。

翌日、MSよりパッチのありかと、パスワード付き圧縮形式になっているパッチのパスワードがメールで送られてきたので、早速入手。

いきなり本番環境にパッチを適用するのはちょっと怖いので、テスト環境で試す(こういう時のために予めテスト環境を準備してました)。

入手したパッチ(自己解凍exe形式)を適当なフォルダへコピーし、ダブルクリックすると、解凍プログラムが起動する。指示に従って進むとパスワードを要求してくるので、MSからのメールに記載してあったパスワードを入力。
すると、パッチが展開されるので、SFU35-KB899522-X86-JPN.exe をダブルクリック。
パッチ適用が完了すると、再起動を要求してくるので、再起動。

これでKornシェル、Cシェル、Bashシェルが使えるようになった。

ちなみに、Service Pack 2 を適用した場合は大丈夫かな、と思い調べたところ、こんな情報が。

Windows Server 2003 に Service Pack 2 でコンピュータをアップグレードした後に、コマンド シェルは Interix-related 機能が一部動作せず、開けられません。(KB936529)
http://support.microsoft.com/kb/936529/ja

やっぱ、またパッチをあてないとだめみたい。
うちの環境にはまだService Pack 2 は当ててません。


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