お池にハマってさあ大変

昨年あたりから注目しているのがDOES（ドーズ）というバンド。

アニメ銀魂のエンディングテーマで「修羅」という曲が使われていたのが注目しだしたきっかけ。これが良い！すごく良い！なんだ、このバンドは？
銀魂のエンディングテーマのイメージにもぴったりであったが、なんとも言えぬ日本的な歌詞（サンボマスターも日本語に拘ったバンドだが、DOESはまったく異質）、グランジっぽい荒く攻撃的なサウンド。一発で気に入ってしまった。
ネットで調べてみたら．．．なんだ、福岡のバンドだったんだね。地元じゃん。

で、今回、銀魂のオープニングテーマとして再度採用された同グループの「曇天」という曲、これも「修羅」に負けず劣らず良い曲。

最初は「修羅」に比べてインパクトに欠けるかな、とも思ったのだが、聞くにつれじわりじわりとその良さが増していく。
先々週の銀魂のエンディングでフルバージョンが流れたのを、たまたまHDDに録画していたのを何度も聞き返しているこの頃。最近は「曇天の道を～」というフレーズが耳から離れない。
（携帯電話の着メロにしちゃいました。）

この曲、言葉の選び方にかなり気を配ったのではないかと考える。
普段の会話ではまず使わない「曇天」「足軽」といった単語、「真白に淀んだ太陽」、「耳鳴りを尖らせる」、「弱虫ぶら下げて」という表現、「曇天の道を」と対をなす「ので僕も」という韻、「あんよは上手」というハズした表現、など、すべて計算しつくされた確信犯。

「修羅」もそうだったがこの「曇天」も今までの日本語ロックになかった、骨太の侍（もののふ）のイメージを持った楽曲に仕上がっているように思う。
普段、邦楽は歌詞をあまり意識しない管理人もDOESの楽曲には言葉の１つ１つに注意を払って聞いている。

すごいバンドが出てきたものだ。
ただ１つ難点は、ギターのサウンドが好みではない（プロモ映像を見たり、サウンドを聞く限りSG系の甘めのハムバッカーサウンド。管理人はシングルコイルのジャリッとした音が好み）。まあ、これはあくまで好みの問題。

「曇天」はまだリリースされていないので、興味のある人はアニメ銀魂（毎週木曜日 18:00～）でチェックしてみてください（銀魂自体も面白い作品なので）。

「曇天」のシングルリリースされたら買おうかな？アルバムも聞いてみたいな。
今度彼らが福岡に帰ってきたらぜひライブに行こうかな。

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