とある理由でもらい受けた古いノートPCにLinuxを入れて、自宅のちょっとしてサーバにすることにした。
ノートPCに有線LANポートは既に備わっている。
手元にはBUFFARLOの「WLI-UC-GNM2」というUSBで接続できる無線LANアダプターがある。
じゃあ、ってことで、ノートPCにこの無線LANアダプターを使って、NICの2枚差しをやってみることにした。
Linuxは使い慣れた「CentOS6」を使用。
2つのLANには別々のIPアドレスをふってみる。
将来的には有線LANと無線LANでbonding(チーミング、ともいうか)設定にして耐障害性を上げるつもり。
設定は簡単にできたんだけれど、一部「おやっ?」という動きをしていたことで、またまた毎度のことながらハマった。
その顛末を忘れないように、また同じことでハマる人が出てきた時の助けとなればいいな、と願い以下に書いておくことにする。
現象(というか気になった点)
- wpa_supplicantを導入する前の、無線LANの諸設定(SSIDやらKEYやら)をしない状態でも、無線LAN側にIPアドレスをふってやれば、他のPCから無線LAN側のIPアドレスへpingが飛び応答が返ってくる。
_ - 別のPCからこのノートPCの有線LAN側、および無線LAN側にpingを打つと両方返ってくるが、pingを打ったPCには有線,無線両方とも同じMACアドレス(有線LANのMACアドレス)がarpテーブルに記録される。
_ - 有線LANのケーブルを抜くと、無線LAN側へのpingも返ってこなくなる。
2.の現象のためにこうなるのは予想はつく。
_ - 上記2, 3 の現象は、無線LAN側の設定をちゃんとした後も同じく発生する。
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結論
ルートとルールの設定をしてあげなければならないんだよっ!
やり方を以下に書いていきます。